雪灯篭の作り方

土台になる台座部分を十分に踏み固めます。土台の大きさは150センチ四方ですが、この段階では180センチ四方くらいで固めておいて、成形のときに150センチ四方に形を整えると◎。
土台の中心にコンパネを立てて一人が中に入り、コンパネを四角に立て曲がっていないか確認して、ロープで上下2箇所緩まないようにきつく結びます。
周りからどんどん雪を投げ入れ、中の人が踏み固めていきます。 中の人は雪が当たっても危なくないように、ヘルメットや帽子を着用しましょう。
踏み固めるときは、特に4つ角に隙間が出てはいけないので、隅々まで雪が詰まっているのを確認しながら踏み固めます。
※雪灯篭製作はこの土台と本体の踏み固めが非常に重要!しっかりと踏み固めましょう。
上まで十分に踏み固めて雪が詰まったら、上部にたっぷりと雪を詰めておきます。
「トーフ」の完成です。白くて四角いから通称トーフと呼んでいます。
※陽射しや雨で融けてしまうことを考慮して、余分に積み上げましょう。
1〜2晩寝かせておいて凍って固くなるのを待ち、いよいよ整形(削り作業)です。
コンパネを外して、専用の雪灯篭の型をあて、チョークなどで4面に印をつけます。上の重みを軽くしていくため、屋根の部分から削っていくこと。全部開けてしまうと風が防げないため、窓を開けるのは3方だけです。後ろの窓は開通させないようにしてください。
最後に屋根の頂上に丸くした宝珠を乗せて完成です。
あとは、台座の部分を整えたり、こだわりで形をきれいに整えていったり、表面を磨いて綺麗にしたり。作り手のセンスと几帳面さが表れる!?
ぜひ白くて綺麗で立派な雪灯篭を作ってください。
主催/米沢四季のまつり委員会   主管/上杉雪灯篭まつり実行委員会
事務局/米沢観光コンベンション協会内 住所/山形県米沢市丸の内1-4-13 TEL/0238-22-9607 FAX/0238-22-2042

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